サービス・商品ゼネテックは21日、同社が日本総代理店を務める、米国フレックスシム社製の3Dシミュレーションソフトの最新版「FlexSim(フレックスシム)2021」を発売した。
同商品は工場の製造ラインや物流倉庫などのレイアウト検討を支援するもので、最新版では倉庫管理の概念を新たに追加。既存の倉庫管理システム(WMS)と接続が可能となったことで、実際の倉庫管理状況をFlexSim上に再現できるようになった。
そのほか、操作性や視認性を大幅に改善し、AIによる「オプティマイザー」機能も強化。準備できる機械の台数や作業者の人数を指定すると、その範囲内の機械稼働率や生産数が最大となる、最適な機械台数や作業者数などを求めることが容易になったとしている。
FlexSimはこれまでに、世界77か国で5万1500超のライセンスを販売。日本では2018年から販売している。