サービス・商品システム開発のダイアログ(東京都品川区)は17日、自社のWMS(倉庫管理システム)の「W3 mimosa(ミモザ)」が、三菱商事の月額制倉庫ロボットサービスの管理システム「STREAM」(ストリーム)と接続可能になったと発表した。倉庫ロボットの導入を検討する企業に向けて、短期間での導入・自動化に大きく貢献するという。
ミモザの機能強化により、ストリームで管理する棚搬送型ロボットや立体型仕分けロボットなどの倉庫ロボットとのAPI連携が、標準機能でできるようになった。
ミモザはカスタマイズなしで即時導入できる倉庫管理システムのこと。管理する商材種類や業務パターンに設定一つで柔軟に対応でき、請求管理や進捗・生産性の管理なども行える。複数ユニットの管理が可能で、マルチテナントの在庫管理に強みを持つ。
ストリームは月額制倉庫ロボット「Roboware」(ロボウェア)を管理するシステムで、設計・導入から運用・保守までオールインワンで比較的簡単にできる。
ダイアログは、ミモザとストリームの接続により、「短納期、低コストでの物流センターの自動化実現をさらに加速させる」としている。