行政・団体厚生労働省は26日、各都道府県に宛てて、冷凍庫や冷蔵庫による新型コロナウイルスワクチンの適切な保管や取り扱いを求める事務連絡を発出した。不適切な保管などにより未使用ワクチンが使用不可となる事案が発生していることを受けたもので、市町村や医療機関、関係団体などへの周知徹底を呼び掛けている。
具体的には(1)定期的に庫内の温度を確認すること、(2)定期的に冷凍庫のコンセントが接続されていることを確認すること、(3)定期的に冷凍庫の扉が開いていないか確認すること、(4)必要に応じて蓄冷剤を併用し、庫内温度を保つこと──を求めている。