三菱倉庫、上海の倉庫に定温区画を開設

拠点・施設三菱倉庫は27日、中国現地法人の上海菱華倉庫運輸の青浦営業所内に、温度管理が可能な定温区画を開設したと発表した。今後の物流需要の拡大を見込める、素材や半導体、医療機器などの保管ニーズに対応する。

今後は顧客のニーズに合わせて、定温区画を拡張する考え。また、同社グループが北京や広州などで運営する倉庫・配送センターについても、温度管理区画の拡充を見込む。

同営業所は上海繞城高速道路の重固出口から近く、上海市内だけでなく江蘇省・浙江省・安徽省などの華東地区への配送にも適している。また、中国全土への出荷も可能で、中国における物流の中核拠点としても活用できるという。

■上海菱華倉庫運輸・青浦営業所の概要
所在地：上海市青浦区重固镇新涛路89号
アクセス：上海中心部から45キロ、外高橋港から6キロ、浦東空港から90キロ
面積：2400平方メートル（延床面積1万9400平方メートル）
温度帯：25度以下