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ZMPのキャリロ、医療機関内でも物流支援

2021年5月27日 (木)

▲病院での活用が期待される「キャリロ」(出所:ZMP)

荷主ZMP(東京都文京区)は27日、倉庫などで使用されている物流支援ロボットの「キャリロ」に、病院内での搬送作業を想定した新機能を追加したと発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大により医師や看護師らの負担が増大し、院内の搬送作業の自動化や省人化を求める要望が増えていることを受けたもの。

同社によれば、新たな機能は追従機能時に搬送物の重量によって最大速度を自動調整するもので、軽い荷物はより速く搬送し、重い荷物は安全性を重視して搬送する。ベッドやストレッチャーなどの自動搬送、車いすに乗った患者を部屋まで移動させる際の患者の荷物の搬送などへの活用を想定するという。