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東急不動産、都市型の「LOGI’Q南砂町」開設へ

2021年5月31日 (月)

LOGI’Q南砂町(出所:東急不動産)

拠点・施設東急不動産(東京都渋谷区)は5月31日、展開する物流施設ブランド「LOGI’Q」(ロジック)の新たな物件として開発する、延床面積1万6600平方メートルのマルチテナント型物流施設「LOGI’Q南砂町」(東京都江東区)の着工を発表した。同社が独自開発する初の都市型物件で、来年5月末の完成を見込む。

同施設は地上6階建てで、一般的なものよりも搬送スピードが高い荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置。有効天井高は5.5メートル、床荷重は1平方メートルあたり1.5トンで、倉庫内の間仕切り壁は全て防火シャッターとする。そのほか、BCP対策として非常用発電機を用意し、各種設備や防災センターは、想定浸水ラインよりも上部に設置する。

首都高速中央環状線の清新町インターチェンジ(IC)からは2.8キロ、首都高速9号深川線の木場ICからは4キロで、都心部を含む関東全域への即日配送が可能。東京メトロの南砂町駅からは1.4キロ、都営バスの葛西橋バス停から徒歩1分と、雇用の面でも優れるという。

なお、同施設は高付加価値商品の保管などのためにセキュリティーを重視するテナント企業向けに、世界的な認証企業であるSGSグループの日本法人から「完成前評価証明書」を取得して安全性をアピール。テナント企業にとっては入居前の判断材料とできるほか、入居後も専有部内での個別の認証取得が容易になるとしている。

■「LOGI’Q南砂町」の概要
所在地:東京都江東区東砂6丁目56番1
敷地面積:5554.89平方メートル(1680.35坪)
貸床面積:1万4503.18平方メートル(4387.21坪)
建物構造:鉄骨造地上6階建て
着工:2021年5月25日
完成:2022年5月末
梁天井有効高:5.5メートル(一部除く)
トラックバース:14台(2トン車の場合)、10台(大型車の場合)
駐車場:普通自動車34台、トラック待機場