関通、尼崎市内4か所目の物流センターを8月開設

▲D2CII物流センター外観（出所：関通）

拠点・施設EC（電子商取引）の物流支援を手がける関通は6日、兵庫県尼崎市内にマルチテナント型物流施設「D2CII物流センター」をことし8月に開設すると発表した。関西でのEC需要の急速な拡大に対応するため、急きょ開設する。同社としては同市内4か所目の物流施設となる。

同社によると、新施設は既存施設の「GLP尼崎I」を活用。鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積1万3223平方メートル。

同市内で2021年6月に開設した「D2C物流センター」（延床面積1万7190平方メートル）が1年と経たずに満床となり、新規顧客のニーズに応える。

同社のドミナント戦略に基づき、D2C、D2CIIを含む同市内4施設は全て半径2.5キロ圏内にある。施設間の移動を円滑にし、繁忙期の人員補充などにつなげる。

■D2CII物流センターの概要
構造：耐火構造・鉄筋コンクリート造地上5階建て
延床面積：1万3223平方メートル
敷地面積：1万3198平方メートル
建設時期：2005年2月