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JMU、VLCC「プルタミナ・プライム」引渡し

2021年4月6日 (火)

ロジスティクスジャパンマリンユナイテッド(JMU)はこのほど熊本県長洲町の有明事業所で、インドネシアのプルタミナ・インターナショナル・シッピング社向けに建造していたVLCC(定期用船タンカー)の「プルタミナ・プライム」を引き渡した。200万バレル型VLCCをベースに燃費性能の向上を目指して開発した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のVLCCの11番船となる。

JMUによれば、同船はVLCCとしてはコンパクトである一方、浅喫水時の載貨重の量最大化を追求しており、マラッカ海峡の通峡を含む東西トレードに対応できる柔軟性を持つという。

■「プルタミナ・プライム」の概要
主要寸法:全長330メートル・幅60メートル・深さ29.35メートル・喫水21.58メートル
載貨重量:30万1781トン
総トン数:15万7116トン
主機関:MAN B&W 7G80ME-C9.5-HPSCR ディーゼル機関1基
定員:30人
船級:ABS
船籍:パナマ