環境・CSR三ッ輪ホールディングス(東京都新宿区)は4日、傘下の三ッ輪産業が関東のLPガス卸事業者4社と共同で設立したジャパンエナジック(東京都千代田区)が、東京都トラック協会(東ト協)の「グリーン・エコプロジェクト」に参加した結果、2020年度に二酸化炭素排出量を前年度比で479トン削減したと発表した。杉の木3万4200本の二酸化炭素吸収量に相当するという。
「グリーン・エコプロジェクト」は東ト協が地球温暖化防止に向けて実施しているプロジェクトで、各車両から収集した燃費情報をもとにデータベースを構築し、継続的なエコドライブを促進。ジャパンエナジックは関東全域の100万世帯にLPガスを配送しているが、20年度は5社が協力して配送エリアをカバーし「錯綜配送」を解消したことで、走行距離を8.8%、燃料消費量を12.8%削減した。燃費は4.62%向上したという。