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アスクル中計、25年5月期の営業利益率を5%に

2021年7月2日 (金)

ECアスクルは2日、2022年5月期から3か年の中期経営計画を発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大や少子高齢化の進展に伴う社会動向の急激な変化に対応して、EC物流の事業基盤を強化するとともに、オフィス通販から「すべての仕事場とくらしを支えるインフラ企業」へと事業領域を広げる。さらに、「医療・介護」「製造業」を戦略的強化業種と位置付け、将来の成長の柱となる事業を育成していく。

こうした施策を実行するため、3か年で総額300億円超の投資を行う。実行型AI(人工知能)ロボットの導入を拡大するほか、東日本の最先端基幹センター「アスクル東京DC」の2022年夏の稼働に向けた整備を図る。

これらの取り組みの結果として、2025年5月期の連結売上高を5500億円(2021年5月期4221億円)、営業利益率を5%(同3.3%)、連結株主資本利益率(ROE)を20%(同14%)とする目標を掲げる。