
▲最長90メートルの高圧電源ケーブルを備える移動電源車(出所:ニチレイロジグループ)
環境・CSRニチレイロジグループ本社(東京都中央区)は6日、突発的な長期停電発生時における物流センターの庫内温度の維持を目的として、移動電源車を関東・関西エリアに各1台配備したと発表した。災害発生時にサプライチェーンを維持する取り組みの一環だ。
これまで、停電発生時には冷蔵倉庫の扉を締め切り庫内温度の上昇を防ぐとともに、発電機を手配して現地へ輸送して電源を供給していた。より大規模な自然災害が発生した場合、発電機の調達や輸送が困難になることも想定されることから、移動電源車の導入を決めた。
関西電力が提供する「かんでん総合防災サービス」を活用。燃料補給により最大72時間、電気を供給できる。