国際近鉄エクスプレスはこのほど、東南アジア発北米向けの、旅客貨物便による新たなチャーターサービス「アセアン・リッケンバッカー・スカイブリッジ」を開始した。ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシアからの貨物を、韓国の仁川またはドバイ経由で米国オハイオ州のコロンバス・リッケンバッカー国際空港に輸送するもの。
東南アジアから北米向けの直行便や貨物便が少ないことや、コロナ禍による旅客便減少などを受けたもので、長年にわたる航空会社とのパートナーシップを活かして、安定的なスペース供給契約を締結したという。東南アジアの各国では専任のコントロールタワー担当者がスペース調整を行い、コロンバス・リッケンバッカー国際空港にも専属スタッフを配置する。