拠点・施設鴻池運輸は16日、北海道千歳市で物流施設を新たに稼働させたと発表した。サントリーをはじめとする複数の企業が商品の保管・配送拠点として活用する。
バースを倉庫内に設置したほか、屋根にはヒーターを搭載するなど、積雪や降雪の影響を受けやすい冬季でも作業を継続できる仕様とした。倉庫内バースでは、車両と倉庫の間の入出庫作業導線を縮めることにより、作業効率を高めた。
新千歳空港に近く、札幌都市圏をはじめとする北海道各地へのアクセスも良好な立地で、倉庫需要が高いエリア。鴻池運輸は、千歳地区で既に7カ所の物流施設を運営するが、慢性的な満杯状態が続いていることから、新規施設の開発を進めていた。投資額は33億円。
■新物流施設の概要
名称:新千歳流通センター
所在地:北海道千歳市北信濃863−2
延床面積:1万6560平方メートル
構造:鉄骨造、地上2階建て