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CPD、大阪市沿岸部で物流施設を来秋完成へ

2021年7月26日 (月)

拠点・施設センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)は26日、マルチテナント型物流施設「CPD 西淀川」(大阪市西淀川区)の建設工事を開始したと発表した。2022年9月末の完成予定。阪神間の沿岸部に位置し、関西における物流倉庫の人気エリアであることから、荷主企業を中心に注目を集めそうだ。

「CPD 西淀川」は、地上4階建て。22台のトラックバースを設け、庫内にはエレベーター2基と垂直搬送機5基を設置。多様な貨物に対応し、貨物の搬送や保管の効率化を意識した仕様とした。断熱性の高いサンドイッチパネルやLED照明を装備し、環境負荷低減にも配慮した。

▲周辺地図(クリックで拡大)

「CPD 西淀川」は、大阪と神戸を結ぶ国道43号に近く阪神間のアクセスに優れるほか、阪神高速3号神戸線と5号湾岸線を利用して関西圏から中国・四国地方など広範な輸送ルートを確保できる。関西国際空港や大阪国際(伊丹)空港のほか、大阪港や神戸港といった主要港湾にも出やすい立地だ。周辺は住宅地も多く、鉄道駅も利用しやすいことから、従業員確保の観点からも、優位性が高い。工業地域内に位置していることから、施設の24時間運営が可能であるため、幅広いテナントからのニーズに対応できる。

■「CPD 西淀川」の概要
所在地:大阪市西淀川区佃5-8-1
敷地面積:1万5336.10平方メートル
延床面積:3万1136.81平方メートル
構造:鉄骨造、地上4階建て
着工:2021年7月15日
関西:2022年9月30日(予定)