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回収した廃プラを45Lゴミ袋に、7月は411万枚分

2020年8月3日 (月)

環境・CSR企業向け廃棄物管理サービスなどを手がけるサティスファクトリー(東京都中央区)は3日、6月に開始した資源循環プロジェクトで、7月の国内大手企業40社から回収した廃プラスチックが70トンに達したと発表した。

▲再生材ごみ袋「FUROSHIKI」(フロシキ・出所:サティスファクトリー)

回収した廃プラスチックは、国内で完結するリサイクルの枠組みで99%が再生材ごみ袋「FUROSHIKI」(フロシキ)に生まれ変わり、全国の事業者に提供される仕組みとなっているが、今回のプロジェクトで回収量が倍増し、物流も改善したという。

同社のプラスチック資源国内循環プロジェクトは、輸出できなくなった廃プラスチックを排出者である企業に新たな製品として還元する取り組みで、7月末時点で40社に達した利用企業の中には、国内大手物流会社、運送会社、食品メーカー、通販会社、卸売市場などが名を連ねる。

7月に回収した70トンを45Lごみ袋に換算した場合、その数は411万枚に相当。同じ規模の生産にワンウェイプラスチックを使用した場合と比べ、CO2排出量を205トン削減することになる。