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北米往航のコンテナ輸送、上半期初の1000万TEU超

2021年7月27日 (火)

調査・データ日本海事センターが27日に発表した主要コンテナ航路の荷動き動向(速報)によると、アジアから米国に向かう北米往航(6月)は前年同月比26.8%増の169万6336TEUで、12か月連続の増加となった。1月から6月までの累計は38.1%増の1060万TEUで、上半期では初めて1000万TEUを突破。中国(塩田)‐ニューヨーク間の1TEU当たりの運賃(6月)は4.1倍増の1万20米ドルで、14か月連続で増加した。

北米復航(4月)は4.1%増の56万4189TEUで、2か月連続の増加となった。ニューヨーク‐中国(塩田)間の1TEU当たりの運賃(6月)は71.3%増の1370米ドルで、14か月連続で増加した。

アジアから欧州に向かう欧州往航(5月)は、19.6%増の143万7250TEUで4か月連続の増加。中国(塩田)‐英国(フェリックストウ)間の1TEU当たりの運賃(6月)は、5.6倍増の6660米ドルで13か月連続の増加だった。

一方、欧州復航(5月)は0.8%減の69万986TEUで4か月ぶりの減少。英国(フェリックストウ)‐中国(塩田)間の1TEU当たりの運賃(6月)は、22.6%増の1680米ドルで19か月連続の増加だった。