ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

コンテナ航路、北米往航・欧州往復航で過去最高に

2021年5月25日 (火)

調査・データ日本海事センターが25日に公表した主要コンテナ航路の荷動き動向(速報)によると、アジアから米国に向かう北米往航のコンテナ取扱量(4月)は171万7991TEU(前年同月比28.9%増)で、10か月連続の増加となり、4月単月では過去最高を更新した。中国(塩田)-ニューヨーク間の1TEUあたりの運賃(4月)は4970米ドル(2.2倍増)で12か月連続の増加となった。

北米復航の取扱量(2月)は51万2537TEU(9.9%減)で3か月連続の減少。ニューヨーク-中国(塩田)間の1TEUあたりの運賃(4月)は1280米ドル(62%増)で12か月連続の増加となった。

アジアから欧州に向かう欧州往航の取扱量(3月)は140万3228TEU(9.3%増)で2か月連続の増加。中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の1TEUあたりの運賃(4月)は4510米ドル(3.8倍)で、11か月連続の増加となった。

欧州復航の取扱量(3月)は71万5408TEU(13.8%増)で2か月連続の増加。英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の1TEUあたりの運賃(4月)は1500米ドル(16.3%増)で17か月連続の増加となった。

なお、欧州航路の取扱量は往復航ともに、3月単月の最高を更新した。