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主要コンテナ航路、3月は北米往航など大幅増

2021年4月27日 (火)

調査・データ日本海事センターは27日、主要コンテナ航路の荷動き動向(速報値)を発表した。アジアから米国に向かう北米往航(3月)は前年同月比78.1%増の181万5309TEUで9か月連続のプラスとなり、3月単月として過去最高を記録した。コロナ禍により低調だった昨年の反動によるもの。中国(塩田)‐ニューヨーク間の1TEUあたりの運賃(3月)は、2倍となる4730米ドルだった。

北米復航(1月)は7.5%減の51万5425TEUで2か月連続のマイナスに。ニューヨーク‐中国(塩田)間の運賃(3月)は1TEUあたり10.3%増の860米ドルで、11か月連続のプラスとなった。

アジアから欧州に向かう欧州往航(2月)も71.3%増と115万8537TEUと大きく増加し、3か月ぶりにプラスに転じた。中国(塩田)‐英国(フェリックストウ)間の1TEUあたりの運賃(3月)は4倍増の4800米ドルで、10か月連続のプラスとなった。

欧州復航(2月)は0.6%減の63万2222TEUで2か月連続のマイナス。英国(フェリックストウ)‐中国(塩田)間の1TEUあたりの運賃(3月)は33.9%増の1580米ドルで、16か月連続のプラスとなった。