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東武など5者、売れ残り農産品を池袋駅で直売

2021年7月27日 (火)

フードフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営するコークッキング(東京都港区)と埼玉県東松山市、東武鉄道、JA埼玉中央(同市)、大東文化大学の5者は27日、JA直売所で売れ残った農産物を東武池袋駅で販売する「TABETEレスキュー直売所」の営業を8月2日に始めると発表した。祝日を除く毎週月・水・金曜日に、売れ残った農産品を東武東上線で運んで直売所の店頭に並べる。食品ロス削減と農業従事者支援に加えて、鉄道輸送サービスの有効活用を促進する狙いがある。

コークッキングと同市、東武鉄道、JA埼玉中央の4者が、食品ロス削減の観点から、売れ残った農産品の直売を発案。ことし3月に最初の実証実験を実施し、一定の成果があったことから、大東文化大学も加わって、ことし6月から7月にかけて2回目の実証実験を行った。2回の実証実験で、廃棄せずに済んだ農産品は計4.2トンに達した。こうした結果を受けて、「TABETEレスキュー直売所」の本格運用を始めることとした。

JA埼玉中央の直売所で売れ残った農産品をコークッキングが買い取る。東武東上線の森林公園駅に集め、旅客列車で池袋駅まで運んで同駅南口改札の券売機前で、特別価格で販売する。営業時間は18時30分から20時30分ごろ。

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