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短期・単発人材特化のMatchbox

物流向けで利用急増、採用アプリ導入企業4.5倍に

2021年7月27日 (火)

サービス・商品Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ、新潟県中央区)は27日、提供する人材採用アプリ「matchbox」をことしの上期(2021年3月~8月)に導入した製造・物流関連企業が、前年下期(20年9月~21年2月)と比べて4.5倍に増加したと発表した。非正規を含む従業員数300人以上の大手が利用企業の63%を占め、4月からは大手コンビニチェーンの全国の店舗でも使用されているという。

matchboxはITを活用して人材の情報をデータベース化し、求人・採用・労務管理などの機能を提供するアプリ。導入企業は現役・退職済みの従業員や単発アルバイトなど、データベースに登録された全ての人材をオンラインで募集することができる。また、勤務が確定した人材の雇用手続きや給与計算、支払いにも自動で対応する。

▲事業者専用ページのイメージ(出所:Matchbox Technologies)

同社はmatchboxの物流・製造関連企業への導入が進んでいる背景として、派遣会社を利用して採用活動を行った場合と比べて、手数料を70%程度削減できることを強調。また、派遣会社を利用した場合は、採用が決定するまで人材に関する情報を把握できないが、matchboxを使用した場合はアプリに直接応募があるため、採用する人材を自社で決めることが可能であることも挙げている。

また、ほかの単発雇用サービスとは異なり、自社のデータベースに人材の情報を蓄積でき、継続的に関係を維持することができることもアピールしている。