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清水建設、外環道エリアでBTS型物流施設が完成

2021年7月28日 (水)

拠点・施設清水建設は28日、物流施設「S・LOGI(エスロジ)新座プロジェクト」の最終棟「S・LOGI新座East(イースト)2」がこのほど完成し、本格稼働したと発表した。既に完成している「S・LOGI新座West(ウエスト)」「S・LOGI新座East1」を含めた、埼玉県内で最大級の規模となるプロジェクトの開発事業が完了したことになる。物流施設の進出が相次ぐ「外環道(東京外かく環状道路)エリア」で生き残りを図るため、テナントニーズを取り入れた汎用性の高さで優位性を示す戦略だ。

「S・LOGI新座East2」は、テナントのニーズに応じた仕様としたBTS型物流施設。汎用性を確保しつつ、テナントニーズを取り入れながら開発を進めた。施設内には、化粧品の充填作業等に対応できるクリーンルームを配置するとともに、火災リスクに対するBCP(事業継続計画)に対応するため、AI(人工知能)を活用した火災検知システムを装備した。

東京都心から25km圏に位置し、関越自動車道所沢インターチェンジ(IC)と外環自動車道和光ICを利用できることから、首都圏各地や甲信越・東北地方へのアクセスに優れる。JR貨物新座ターミナルへも1キロメートルと近く、鉄道貨物の需要にも対応できる。

■「S・LOGI新座East2」の概要
敷地面積:1万1平方メートル
延床面積:2万30平方メートル
構造:鉄骨造・鉄筋コンクリート造、地上4階建て
着工:2020年3月
完成:2021年6月
アクセス:関越道「所沢IC」2キロメートル、外環道「和光IC」7キロメートル