ロジスティクス日本GLP(東京都港区)は7日、物流施設「GLP 平塚II」「GLP 平塚III」(神奈川県平塚市)の開発に着手すると発表した。投資総額は両施設合わせて180億円。ともに4フロアのハイブリッド型施設として、幅広い業種の企業の物流ニーズに対応できる仕様とする。首都圏各地へのアクセスの良さも強みに、営業展開を推進していく。

「GLP平塚II」と「GLP平塚III」の完成イメージ
交通利便性も強みだ。新東名高速道路「厚木南インターチェンジ(IC)」から1.5キロメートル、圏央道「寒川北IC」より4.0キロメートルに位置し、首都圏を含む広域配送が可能だ。周辺には物流関連会社が多いことから、それら企業との連携によるサプライチェーンの効率化も期待できる。さらに、高頻度で路線バスが運行されるほか、施設周辺の住宅地や大規模商業施設が複数ある立地条件から、地域住民が集まりやすく雇用確保の点でも優位性が高い。
■「GLP 平塚II」の概要
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:1万7800平方メートル
延床面積:3万6000平方メートル
構造:耐震鉄骨造、地上4階建て
着工:2022年5月(予定)
竣工:2023年6月(予定)
■「GLP 平塚III」の概要
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:1万3700平方メートル
延床面積:2万8000平方メートル
構造:耐震鉄骨造、地上4階建て
着工:2022年7月(予定)
竣工:2023年8月(予定)