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GLPが平塚で物流施設2棟を開発、23年夏完成

2021年9月7日 (火)

ロジスティクス日本GLP(東京都港区)は7日、物流施設「GLP 平塚II」「GLP 平塚III」(神奈川県平塚市)の開発に着手すると発表した。投資総額は両施設合わせて180億円。ともに4フロアのハイブリッド型施設として、幅広い業種の企業の物流ニーズに対応できる仕様とする。首都圏各地へのアクセスの良さも強みに、営業展開を推進していく。

「GLP平塚II」と「GLP平塚III」の完成イメージ

「GLP 平塚II・III」は、「GLP 平塚I」と同様にツインシティ大神地区再開発事業区画内に建設する。平塚エリアは良好な交通アクセスや住宅地が多く従業員確保に優位性が高い立地を背景に、物流施設の開発が相次いでおり、引き続き幅広いテナントニーズを見込む。「GLP 平塚II」「GLP 平塚III」は、EC(電子商取引)商品の配送や流通加工など、さまざまな用途に対応できる。入居対象として、3PLをはじめ食品や日用品、飲料など多様な業種を設定している。

交通利便性も強みだ。新東名高速道路「厚木南インターチェンジ(IC)」から1.5キロメートル、圏央道「寒川北IC」より4.0キロメートルに位置し、首都圏を含む広域配送が可能だ。周辺には物流関連会社が多いことから、それら企業との連携によるサプライチェーンの効率化も期待できる。さらに、高頻度で路線バスが運行されるほか、施設周辺の住宅地や大規模商業施設が複数ある立地条件から、地域住民が集まりやすく雇用確保の点でも優位性が高い。

■「GLP 平塚II」の概要
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:1万7800平方メートル
延床面積:3万6000平方メートル
構造:耐震鉄骨造、地上4階建て
着工:2022年5月(予定)
竣工:2023年6月(予定)

■「GLP 平塚III」の概要
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:1万3700平方メートル
延床面積:2万8000平方メートル
構造:耐震鉄骨造、地上4階建て
着工:2022年7月(予定)
竣工:2023年8月(予定)