ファミリーマート、薬の受け取りサービスに参入へ

メディカルファミリーマート（東京都港区）は3日、処方薬と市販薬を最短で当日に受け渡しができるサービス「ファミマシー」の実証実験を都内8店舗で8月6日に開始すると発表した。

▲ファミマシーサービス（共同実証実験）の概要（出所：ファミリーマート）

オンライン薬局のミナカラ（東京都千代田区）と連携し、店内に設置した専用ボックスを用いて非対面で薬の受け渡しを行う。大手コンビニエンスストアが薬の受け渡しビジネスを本格化させることになれば、他のチェーンも追随する可能性もあり、物流業界にも新たなビジネス機会が到来しそうだ。

顧客はスマートフォンを活用して、ミナカラ薬局の薬剤師の服薬指導や薬の説明を受けたのち、オンライン上で購入した処方薬または市販薬について、ファミリーマート店舗の認証機能付き受取ボックスで受け取る。最短で購入した当日に薬を受け取ることができる。

調剤薬局への処方せんの持ち込みや薬を受け取る待ち時間も不要で、都合の良いタイミングで24時間受け取れるのが利点だ。