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丸紅系資産運用会社、神戸の物流施設を取得

2021年8月5日 (木)

神戸西神物流センター(出所:ユナイテッド・アーバン投資法人)

拠点・施設ユナイテッド・アーバン投資法人が資産運用を委託する丸紅系資産運用会社、ジャパン・リート・アドバイザーズ(東京都港区)は4日、物流施設「神戸西神物流センター」(神戸市須磨区)の取得を決定したと発表した。同市が整備した流通業務団地「神戸物流センター」内に1995年12月に完成した施設。高速道路を経由した関西圏や中国・四国地方へのアクセスの良さと、汎用性の高い仕様を好感し、物流施設としての競争力が高いと判断した。取得予定価格は19億2300万円。

(出所:ユナイテッド・アーバン投資法人)

神戸市中心部まで20分圏内で、神戸港への移動もしやすい。神戸淡路鳴門自動車道のインターチェンジ(IC)を利用することで、京阪神をはじめとする関西圏の各地や中国・四国地方への広域配送拠点としても優位性が高い。近隣には住宅地や鉄道駅もあり、従業員確保にも強みがある。

トラック12台分のバースを完備し荷物用エレベーターなど垂直移動にも適した構造で、汎用性の高い保管・配送機能を持つ。2カ所の出入口を有するなど、車両の円滑な誘導も意識した敷地構成となっている。賃貸可能面積は9500平方メートル。

ジャパン・リート・アドバイザーズは、こうした利点から資産運用に適した物件であると判断し、今回の取得を決めた。