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ワンビシアーカイブズ、関西に検体保管拠点を新設

2021年8月6日 (金)

関西地区保管センター(出所:ワンビシアーカイブズ)

メディカルワンビシアーカイブズ(東京都港区)は6日、関西エリアにおける細胞・検体保管サービスをことし12月に開始すると発表した。細胞や検体の適切な保管管理需要に対応する。関東で既に展開しているサービスと組み合わせることで、より幅広い地域でのサービス提供を可能とするとともに、顧客の利便性を高める。医療サービスの高度化に伴い、こうした保管業務を含めた物流サービスは今後も需要が高まりそうだ。

関西エリアにおけるサービス展開は、滋賀県東近江市の「関西地区保管センター」を拠点に展開する。マイナス30度とマイナス80度の温度帯で取り扱いを開始するが、今後は液体窒素環境のマイナス150度と、5度の温度帯も追加する予定だ。

ワンビシアーカイブズは、「関東地区保管センター」(埼玉県小川町)との2拠点体制とすることで、サービス展開エリアの拡張と顧客の利便性向上を図る。