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JR貨物、山陽線除く大雨運休区間で再開進む

2021年8月17日 (火)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が16日21時時点でまとめた情報によると、12日から続く秋雨前線の停滞に伴う西日本を中心とした大雨で、貨物列車の運休や遅延が発生していることに関連し、竜王駅(山梨県甲斐市)から坂城駅(長野県坂城町)に向かう区間の運転を16日夜に再開するとの見込みを発表した。

春日井駅(愛知県春日井市)と多治見駅(岐阜県多治見市)を結ぶ区間も「17日朝に運転再開見込み」で、多治見駅・塩尻駅(長野県塩尻市)間については、復旧見込みが判明次第、公表する。

(出所:JR貨物)

ただ、鉄道の軌道を支える盛り土部分(路盤)の大規模な流出、電化柱の倒壊などが生じている山陽線新南陽駅(山口県周南市)と北九州貨物ターミナル駅(北九州市)を結ぶ区間は、依然として「運転再開まで10日程度要する見込み」となっており、現時点ではトラックなどによる代行輸送の早期開始が待たれる状況となっている。

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