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日立物流南関東が導入

日本スポ障害予防協、けがリスク数値化サービス

2021年8月20日 (金)

国内日本スポーツ障害予防協会(東京都千代田区)は20日、肩こりや腰痛のリスクや改善項目を数値化する「一般ワーカー向けフィジカルチェック」を開発し、日立物流南関東(横浜市中区)への導入を始めたと発表した。

物流作業の従事者に対して、より健康的な就労を支援する 取り組み。物流業界では、従業員のけがや健康管理の徹底と意識高揚の機運が高まっており、同様のサービスの導入が広がりそうだ。

健康フィジカルチェック(出所:日本スポーツ障害予防協会)

アスリート向けにサービス提供をしている「フィジカルチェック」を簡易化。5分間で8項目の測定を行うことで、肩こりや腰痛、膝痛などの発生確率とその原因を即時に提示する。フィジカルチェックでは、けがリスクの基準ラインと自身の測定結果を比較することで、実年齢に対するフィジカル年齢の差をチェックできる。

こうした測定結果により、けがの発生確率やその原因が数値化され、改善項目を確認することができる。優先順位が高い改善項目と改善エクササイズ法を提供し、怪我のない就労維持に活用してもらう。