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▲アプリ画面イメージ（出所：インクリメントP）
サービス・商品地図情報サービス事業を展開するインクリメントP（東京都文京区）は19日、ビジカ（東京都台東区）のスマホアプリ「コンビニ地図プリント」への、法人向け地図APIサービス「MapFanAPI」（マップファンAPI）の提供を開始した。中小企業や個人事業主などが、コンビニエンスストアで著作権者の印刷許諾付き地図を手軽にプリントできる。運送業においては、荷主や協力会社への配送ルート連絡時に使用する地図の印刷などへの活用を期待する。
デジタル地図には著作権が存在し、地図サービス利用者が地図サイトから印刷・複製・二次利用などを行う場合、著作権者である地図制作会社からの使用許諾が必要となる。しかし、地図制作会社が常にサービス提供会社とは限らないため、サービス利用規約の範囲を超えた利用の場合は、著作権侵害になるケースがある。
両社は、中小企業や個人事業主が大規模なシステム開発などを行うことは少なく、一方で地図の印刷許諾を得るためのサービスも少ないことに着目。「デジタル地図が簡単に印刷・利用できない」という課題の開発に向けて、共同でサービスを開発した。今後は運送業に限らず、幅広い業界に向けて訴求する考えだ。
