ヤマト、宅配ロッカーからの非対面発送可能に

2021年8月25日 (水)

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▲マンション内に設置されたフルタイムロッカー（出所：ヤマトホールディングス）

ロジスティクスヤマト運輸（東京都中央区）、ヤフー（東京都千代田区）、フルタイムシステム（東京都千代田区）の3社は25日、ヤフーが提供するネットオークションサービス「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPay（ペイペイ）フリマ」の商品を、フルタイムシステムがマンションなどに設置するコンピュータ制御式ロッカーから、非対面で発送できるサービスを2022年1月に開始すると発表した。2023年3月までに全国のマンション3000棟への導入を目指す。

ヤマト運輸とヤフーは、2016年にヤフオク!とPayPayフリマ向けの匿名配送サービス「ヤフネコ!パック」、2018年に宅配便ロッカーの「PUDO（プドー）ステーション」からの非対面発送サービスを開始。今年に入ってからも、ヤフネコ!パックでEC事業者向け配送サービス「EAZY」（イージー）の提供を開始するなど、サービスの共同開発を進めている。

フルタイムシステム製ロッカーを設置したマンションに住むユーザーは、ヤフオク!とPayPayフリマの商品発送方法で「宅配ロッカー」を選択すると、マンション内のロッカーに商品を入れるだけで、ヤマト運輸が商品を集荷して発送手配が完了する。3社は新たなサービスによって、アフターコロナ時代を見据えた新たな生活様式における、非対面配送の連携を強化する。