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環境省、電動トラック性能実証で2次公募を開始

2021年8月31日 (火)

行政・団体環境省は31日、2021年度の電動トラック・バスの性能評価実証事業の2次公募を開始すると発表した。温室効果ガスの排出削減に向けて導入拡大が期待される一方、車両価格の高さや、充電環境が整備されていないことが課題となっている電動トラック・バスの開発と普及を促進する狙い。

国内商用車メーカーや、コンバージョンメーカー(既存のエンジン車を電気自動車に改造する企業)などによる市場参入や、利用者にとっての使いやすさ、コスト、事業継続性などに関する分析を支援する。公募の実施期間は8月30日から9月30日まで。

委託事業の予算総額は2億円とし、各年度末に中間評価を行って、事業継続の可否を審査する。

国内においてトラック・バスなどから排出される二酸化炭素の量は運輸部門の3割を占めており、30年度の温室効果ガス排出削減目標達成のために、普及の目途の立っていない電動トラック・バスの導入を早急に軌道に乗せることが喫緊の課題とされている。