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サンケイビルが大阪で物流施設開発、来秋完成へ

2021年9月1日 (水)

拠点・施設サンケイビル(東京都千代田区)は8月31日、近畿総合リース(大阪市北区)と共同で、大阪府摂津市における物流施設の開発事業に着手したと発表した。2022年9月の完成を目指す。消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う宅配ニーズの高まりにより、関西圏では物流施設の空室率が低下傾向にあるなかで、今回の開発事業にビジネスチャンスを見出した。両者は、高速道路や主要幹線道路を経由した関西圏各地へのアクセスのよさを強みに、営業展開を加速する。

開発に着手した物流施設は、近畿自動車道「摂津北インターチェンジ(IC)」に至近で、大阪都心部をはじめとする京阪神、さらには関西圏全体への広域ネットワークを構築できる好立地。大阪モノレールによる通勤も利便性が高く、近隣には住宅地もあることから、雇用の確保にも優位性が高い。構造面では、15台分のバースと7台分の待機スペースを確保した。

サンケイビルの物流施設開発については、ことし4月に千葉県柏市で「SANKEILOGI(サンケイロジ)柏の葉」の開発に着手。神奈川県厚木市にも事業用地を確保している。今回の物流施設の開発により、関西における高い需要に対応した事業展開を推進する。

■開発物件の概要
所在地:大阪府摂津市鶴野4-66-3
敷地面積:7316平方メートル
延床面積:1万4773平方メートル
構造:鉄骨造、地上4階建て
交通:近畿自動車道「摂津北IC」1.2キロメートル