サービス・商品河村電器産業(愛知県瀬戸市)は14日、東海理化と共同でデジタルキーを活用した宅配ボックス「Rusupo with FREEKEY」(ルスポ・ウィズ・フリーキー、仮称)を開発したと発表した。
河村電器産業が受配電設備メーカーとして培った技術を用いた宅配ボックス「RusuPo」(ルスポ)に、モビリティ分野で培ったセキュリティ技術を用いた東海理化のデジタルキーソフトウェアを組み込んだ。2022年の販売を目指す。
オンラインショッピングなどのインターネット取引が増え、注文者の不在による再配達が配送ドライバーの負担を増大させるなど、社会的な課題となるなか、スマートフォンを活用する宅配ボックスを販売することで、再配達の頻度を引き下げる。
両社が開発した宅配ボックスでは、東海理化のデジタルキー配信サーバーとの通信が可能で、スマートフォンアプリを操作することで宅配ボックスの解錠、施錠が可能となる仕組み。