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ANAカーゴ、国際的な医薬品空輸の協会に加盟

2021年9月30日 (木)

(出所:ANAカーゴ)

ロジスティクスANA Cargo(ANAカーゴ、東京都港区)は9月28日、日本の航空グループとして初めてPharma.Aero(ファーマ・ドット・エアロ)へ加盟したと発表した。今回の加盟を契機として、世界の製薬企業やハブ空港、医薬品輸送に特化した航空会社やフォワーダーが一堂に会する場で、知識や専門性を交換・構築することにより、さらなる高品質な医薬品輸送を提供する。医薬品輸送をけん引しているメンバーとともに学び、より高品質な医薬品輸送を実現していく。

Pharma.Aeroは、国際的な医薬品航空輸送の独立協会。お預けからお届けまで信頼に足る医薬品航空輸送を実現することを目的に2016年に発足し、ブリュッセル空港とマイアミ空港が主導で活動を展開する。

ANAはこれまで、欧州・日本間を中心に多くの医薬品の国際輸送を担い、温度管理のノウハウを蓄積してきた。2017年には、日本の航空会社として初めて国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送における国際品質認証「CEIVファーマ認証」を2017年に取得。医薬品輸送に関わる人員や訓練体制、品質管理、ハンドリングマニュアルを有する。新型コロナワクチンを厳密な温度管理で安全に輸送・供給するためのオペレーション体制も構築する。

ANAグループは、今後も引き続き万全の態勢で新型コロナワクチンの輸送・供給を進めていく。