アズープ、リースによる中古車調達サービスを開始

サービス・商品運送業界向けの中古車売買サイト「トラッカーズマーケット」を運営するAzoop（アズープ、東京都世田谷区）は9月30日、新たなサービス「在庫ファイナンスリース」の提供を開始したと発表した。中古車販売業者が多額の仕入れ資金を必要とせずに、販売車両をリースで調達できるようにする。

同サービスを利用する業者は車両を調達後、販売先が見つかるまでは毎月のリース金額をアズープまたはリース会社に支払い、販売先が見つかった後は、リースを解約して一括返済して取引を完了する。設立当初で会社の成長スピードと運転資金調達の与信枠が合わず、販売先があっても仕入れに支障を来している中古車販売業者の利用を想定する。トラッカーズマーケットに会員登録している業者を対象としており、利用する際には事前の登録が必要となる。

同社は「トラッカーズ」ブランドのもと、主に中小の運送会社向けに、中古車売買サイトやオークションサイト、求人サイトなどを展開。8月には中小運送会社などの商用車両購入を支援するサービスとして「独自の審査基準によるファイナンスリース」を開始している。

アズープ、独自審査基準の車両リース事業を開始