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日本郵船グループ、50年までの「実質排出ゼロ」目標

2021年10月1日 (金)

環境・CSR日本郵船は9月30日、グループの外航海運事業における温室効果ガス排出量削減の長期目標を、「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」とすることを決定したと発表した。

外航海運以外の事業を含むグループ全体での排出量削減に関する取り組みのロードマップは、22年度に予定する新中期経営計画発表までに、あらためて策定する予定だ。

日本郵船グループは船舶からの温室効果ガス排出量の削減や船舶でのゼロエミッション実現に向けた取り組みを進めている。近年、外航海運では脱炭素の機運が一段と高まっており、日本郵船グループは、これからも社会や産業から必要とされる存在であり続けるためにこのたび長期目標を決定した。

日本郵船グループは、将来のありたい姿を思い描き、向かうべき方向性を示す「NYKグループ ESGストーリー」をことし2月に発表。SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を推進している。長期目標は、外航海運事業での50年までのネット・ゼロエミッション達成に向けた明確な決意であり、ステークホルダーの皆様との協力も深化させながら、外航海運事業での脱炭素化の取り組みを加速させ、新たな価値を創造していく契機とする。