JVCケンウッド系、国際物流展で認証機器など提案

（出所：JVCケンウッド）

サービス・商品JVCケンウッドグループのJVCケンウッド・公共産業システム（横浜市神奈川区）は6日、東京都江東区の東京ビッグサイトで10月13日から3日間開催される「国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO」に出展する内容を発表した。

ロジスティクス施設における安全と省力化の実現に向け、スマート化・高度化するセキュリティニーズに応えるため、映像監視や画像解析などの技術を融合させた車両ナンバー認証システムや、「H.265圧縮方式」を採用したネットワークカメラシステムなど、各種セキュリティソリューションを提案する。

受付や警備の業務省力化を実現する「車両ナンバー認証システム」は、カメラ映像から車両ナンバーを認証し、施設の車両入退場チェックを自動化。入退場履歴を管理し、受付や警備の業務省力化を実現する。倉庫や物流拠点施設に導入し、あらかじめ登録した車両ナンバーの車両来場を自動的に報知することが可能だ。

フォーク運行の危険を検知・見える化する「フォークリフト安全運転検知システム」は、構内フォークリフトの接触原因の一つである一時停止違反について、「カメレオンコード」を利用したカメラ映像の画像解析で検知。稼働するフォークリフトごとに「違反なし」「一時停止違反」をサーバーで一元管理することで、本部管理者はレポートを確認し、是正の安全指導を実現する。

高効率なH.265圧縮方式を採用したネットワークカメラとネットワークビデオレコーダーは、BOX型、ドーム型、耐衝撃屋外ドーム型、屋外ハウジング一体型の4モデルのカメラをラインアップし、画像解析システムの映像入力としても活用できる仕様だ。レコーダーは、マイルストーン社のビデオマネジメントシステムを搭載し、複数