荷主テレニシ(大阪市中央区)は13日、同社が開発した運輸・旅客業向けシステム「IT点呼キーパー」が、中央自動車工業(大阪市北区)の多機能業務用アルコール検知器「ソシアック・ネオ」と連携を開始した、と発表した。
ソシアック・ネオは電気化学式センサーを搭載したアルコール検知器で、アルコール成分以外に干渉されにくく、反応精度の高い日本製の電気化学式センサーを採用している。
テレニシのIT点呼キーパーとブルートゥースによる通信で連動させることが可能で、適合するスマートフォンと合わせて利用することで、遠隔地点呼にも対応する。
アルコール検知機能は4方向からの吹き込みが可能で、測定者の顔と測定数値を同時に撮影することができる。ストローでひと吹きすることによってカウントダウンが開始される方式のため、非接触で測定が可能。
テレニシのIT点呼キーパーは、中央自動車工業のソシアック・ネオのほかに3社7機種のアルコール検知器と連携している。