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オートバックスセブン、飲酒運転撲滅へ測定器発売

2021年10月20日 (水)

▲クラウド型酒気帯びアルコールチェッカーの使用イメージ(出所:オートバックスセブン)

荷主オートバックスセブンは20日、トライポッドワークス(仙台市青葉区)と協業し、飲酒運転の根絶に向けた取り組みを開始したと発表した。企業や官公庁・自治体などの社用車向けにクラウド型の酒気帯びアルコールチェッカー「ALCクラウド」を提供する。自動車用品メーカーが飲酒運転撲滅に向けたビジネスを強化することで、事業領域の拡大と社会貢献の経営姿勢を示す好機とする。

ALCクラウドは、運転前のドライバーの酒気帯び状態をチェックし、その情報をクラウド上で管理する。ドライバーはスマートフォンアプリにログインし、接続した測定器に息を吹きかけて結果データをクラウド上に保管。検査結果に異常を検知した場合は、設定した管理者に自動通知され、速やかにドライバーへの指導を行う。

測定時はスマートフォンカメラを起動し「なりすまし」を防止する機能も搭載。結果データはいつでもダウンロードが可能だ。測定器の本体は、ペンサイズで携帯しやすい仕様とした。本体価格は1万1000円で、クラウド利用料は1IDにつき880円。