ascend、運送管理システム開発へ1.4億円調達

財務・人事物流DX（デジタルトランスフォーメーション）化を推進するIT企業のascend（アセンド、東京都新宿区）は20日、プレシリーズAラウンドで総額1億4000万円の資金調達を実施したと発表した。

既存投資家のサムライインキュベートからの追加出資に加えて、本ラウンドよりBtoB SaaS特化型ファンドALL STAR SAAS FUNDと物流不動産会社1社を新たな引受先に選定。さらに金融機関を対象にしたエクステンションラウンドも予定する。

ascendは、物流業界のDX化による業務効率化を支援するための運送管理SaaS「アセンド・ロジ」の開発・運用を手掛ける。手作業やアナログでなされている運送事業者の運行管理業務をデジタル化することで一元的に集約し、運送業者の売り上げに直結する荷物や車両、運転手、ルートなどのデータを可視化できるのが特徴だ。

このたび調達した資金は、アセンド・ロジの開発体制のさらなる強化をはじめ、マーケティングの強化を図るための投資などに充てる。