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ロジスティクス運送管理業務を対象としたITサービスを手がけるベンチャー企業のascend(アセンド、東京都新宿区)は14日、第三者割当増資による新たな資金調達が完了し、これまでの累計調達額が2億5000万円になったと発表した。
引受先となった企業は「アセンドのソリューションが対象とするトラック運送業界は事業者6万社・市場規模10兆円超の巨大市場でありながら、事業者の99.9%が中小企業で構成されている」としたうえで、「地方中小企業のデジタルトランスフォーメーション推進を支援できれば」と、中小運送事業者のデジタル変革に取り組むアセンドへの期待を表現。
アセンドの日下瑞貴社長は「物流業界の価値最大化というミッションの実現のためには、かねてより地方金融機関を巻き込んだ産業変革論が必要になると考えていたため、今回の協業を大変嬉しく思っている」と話している。