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アライズイノベーション、AI-OCR新バージョン提供

2021年10月20日 (水)

▲「AIRead Ver. 3.1」による定義例(出所:アライズイノベーション)

サービス・商品鈴与グループのアライズイノベーション(東京都中央区)は20日、AI-OCR(請求書をはじめとした手書きの書類や帳票を人工知能が読み取りデータ化するシステム)の新バージョン「AIRead Ver. 3.1」の提供を始めたと発表した。物流現場における業務効率化を推進するAI-OCRをより使いやすくする取り組みとして、注目を集めそうだ。

AIReadは、ディープラーニングを活用して文字を認識してデータ化するソリューション。手書きや活字文字のほか、定型・非定型書類のデータ化が可能で、学習機能も有する。オンプレミス(スタンドアロン型、サーバ型)やクラウド(SaaS型、LGWAN-ASP型)など、多様な形態で利用できるのが強みだ。

新バージョンは、定型の読取定義作成を支援する機能を強化したのが特徴。未記入の帳票と記入済みの帳票を読み取ることで、差分や帳票内の図形や文字の特徴を自動判定し、帳票定義を自動生成する。

アライズイノベーションは、今回の新バージョンの提供開始を契機として、自動化をテーマとした文字の自動学習や既存システムへの自動連携などを推進していく。