CNP形成検討会、マニュアル公表へ年度3回目の会合

行政・団体国土交通省は25日、年内のカーボンニュートラルポート（CNP）の形成に向けたマニュアル（初版）公表に向け、27日に本年度3回目の検討会を開くと発表した。

CNP形成に向けた検討会は、脱炭素社会の実現に向けて国際サプライチェーンと産業の拠点となっている港湾の「脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化」をそれぞれの港湾が目指すため、その施策の方向性とマニュアル化について話し合うために設置されている。

水素・燃料アンモニアなどを大量に、安定・安価に輸入できるようにするための受入環境の整備、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化、集積する臨海部産業との連携などを通じてCNPの形成を目指す。

今回の会合では、カーボンニュートラルに関する最近の状況を共有するとともに、関係者からの意見聴取、中間とりまとめとマニュアル（ドラフト版）の深掘り――を議題に設定する。