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リバー、電子スクラップ再生工場新設でSC効率化へ

2021年11月1日 (月)

▲新工場の開発イメージ(出所:リバー)

環境・CSRリバーホールディングス(HD)は1日、廃棄物処理・運搬を手がけるリバー(東京都墨田区)が、家電基板や情報通信機器などから回収する電子スクラップのリサイクルを行う新工場を埼玉県滑川町で2022年4月に稼働すると発表した。

新工場の稼働により、電子スクラップの破砕量は日本最大級の規模となる。新工場では、入荷した電子スクラップを100%リサイクルする。新工場の屋根には太陽光パネルを設置し、施設稼働に必要な電力の26%を再生可能エネルギーで運営するなど、CO2排出量削減・カーボンニュートラルの実現を目指す。運搬を含めたサプライチェーン(SC)の効率化にもつなげる。

リバーは、世界的な課題でもあるカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現のため使用済み製品のリサイクル・リソーシングに挑戦している。バリューチェーン企業とも連携しながら、持続可能な社会実現に向けた投資を加速させていく。