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セブン&アイ、西日本でペットボトル再生工場新設へ

2020年10月29日 (木)

環境・CSRセブン&アイ・ホールディングスは29日、環境サービス事業を手がける仏ヴェオリアの日本法人と三井物産の3社で合弁会社を設立し、西日本でペットボトルのリサイクル工場を新設すると発表した。2022年の工場稼働を目指す。

セブン&アイHDは、新設工場に店舗の廃ペットボトルを供給し、同社オリジナル商品の容器などにリサイクル素材を使用する。ヴェオリアは、世界10拠点でペットボトルのリサイクル工場を運営している会社で、質が良くない廃ペットボトルを扱うことができる高い技術力を持つ。

3社は今後、輸出入規制の強化などで日本国内で廃プラスチックの滞留が予想されることから、それぞれの強みを組み合わせ、循環経済社会の実現に寄与する事業モデルの確立を目指す。三井物産は、この事業を皮切りに、国内外で同様の案件を展開していく方針。