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ダイアログ、請求管理ツール更新で収支確認可能に

2021年11月4日 (木)

サービス・商品ダイアログ(東京都品川区)は2日、3PL事業者向けに提供する請求管理ツール「Tariffee」(タリフィー)をリニューアルし、売上収支を確認できるダッシュボードを実装したと発表した。

Tariffeeは、倉庫管理システム(WMS)やExcel、在庫管理システムなどでバラバラに管理している商品データや入出荷・在庫・タリフ情報を取り込むことで、センター・荷主ごとの売上とコストを集計、可視化するシステム。集計データを元に、各社への請求書発行も可能だ。

▲Tariffeeのデータ集積イメージ(出所:ダイアログ)

今回のリニューアルにより、ダッシュボードにセンター別、荷主別の売上と、人件費などのコストを表示できる仕様とした。ダッシュボードを参照することでセンターや荷主ごとの採算を確認できることで、最速で課題発見や改善アクションの構築を支援する。

新型コロナウイルス禍を背景に個人消費のEC(電子商取引)化が加速し、物流現場では大型モールなどのセールによる閑散期と繁忙期の業務量の差が課題となっている。センターや荷主ごとの採算を可視化して管理し、早期に改善アクションを取ることで、センターの収益改善につながると判断し、機能を拡充することとした。

今回のリニューアルにより、センターや荷主ごとの売上を日別でダッシュボードで示すとともに、月末のデータ確定を待たずに当月の売上予測を構築できる。さらに、ダッシュボードを自社に最適な形に作り替えることも可能だ。