Hacobu、予約受付サービスに情報集約機能追加

サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）は3日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」（ムーボ・バース）にダッシュボード機能を追加し、同日から提供を開始すると発表した。同サービスの利用者は追加料金なしで利用可能。

ムーボ・バースは、トラックバースの予約や物流施設の入退場受付をオンライン上で管理する仕組みで、入出荷情報の共有や入場車両の平準化により待機時間の削減につなげる支援ツールとなっている。

1月時点で全国の物流拠点300か所が導入しているが、利用者からムーボ・バース内のデータをより手軽でリアルタイムに把握・分析し、業務の効率化に役立てたいという声が寄せられたのを機に開発したもので、1つの画面に情報を集約し、入出荷データをリアルタイムに集計・可視化できる。

ダッシュボードで閲覧できるのはバースへのトラック到着台数と予約方法の内訳、入場時間別の平均作業・待機時間、作業・待機時間ごとの車両台数。

同社はダッシュボード機能の提供開始に合わせ、蓄積されたデータの分析方法やノウハウを提供するデータ分析セミナーをオンラインで開催することにしており、「データ分析に不慣れで、分析の結果からどのように具体的な施策を打つべきか分からない」といった利用者に参加を呼びかけている。