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山九、CREと連携し大阪湾岸の物流施設開発PJ始動

2021年11月9日 (火)

(イメージ)

拠点・施設山九は8日、シーアールイー(CRE)と子会社のストラテジック・パートナーズ(東京都港区)の2社との間で、ことし3月1日付のパートナーシップ協定書に基づく共同開発プロジェクト(PJ)の推進について合意したと発表した。3社による物流施設開発プロジェクトが始動することになる。

3社は、大阪市此花区の人工島・夢洲に物流倉庫を開発するプロジェクトを策定。敷地面積4万2934平方メートルの敷地を確保し、延床面積16万5000平方メートルの建物を建設する。着工や完成時期は未定。

大阪湾岸に位置する夢洲は、関西圏における物流の要衝であり、阪神高速道路を経由して京阪神をはじめとする関西各地へのアクセス優位性が高い。2025年大阪・関西万博の会場となることが決まっている。大阪府と大阪市がIR(統合型リゾート)の誘致を目指しており、今後は国際物流の拠点だけではなく、国際観光都市として関西の経済をけん引するエリアとして、注目が高まっている。