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センコーG、家庭紙卸向け物流強化へカルタス買収

2021年11月12日 (金)

(出所:カルタス)

M&Aセンコーグループホールディングス(センコーGHD)は12日、CBグループマネジメント(東京都港区)の子会社で家庭紙・日用雑貨の卸売や企画・販売などを手がけるカルタス(中央区)の全株式を取得し、2022年1月に子会社化すると発表した。

カルタスはティッシュ、トイレットペーパー、キッチンタオルといった家庭紙を取り扱う商社で、埼玉、千葉、神奈川、静岡に9か所の物流センターを保有、主に首都圏の小売店や量販店に販売している。企業や業務用途向けなど幅広い分野で使用される商品のほか、大手メーカー商品、同社独自企画の商品を販売している。

センコーグループは家庭紙卸売業の子会社としてアスト、アズフィットの2社を抱えており、カルタスを子会社化することで3社が連携し、カルタスの商品開発・価格競争力を高める。また、センコーグループの配送網、物流ノウハウを活用して物流効率化に取り組み、家庭紙卸業界でグループシェアの拡大を目指す。