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商船三井、職場訪問の高校生に海運業の魅力を伝授

2021年11月15日 (月)

▲ウインドチャレンジャーの模型を使って説明を受ける様子(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は12日、西大和学園高校(奈良県河合町)の生徒を対象としたキャリア学習を実施したと発表した。職場訪問と通じて、高校生に海運業の魅力や使命について体感してもらう狙いだ。

西大和学園高校は毎年、キャリア教育を目的とした職場訪問を実施しており、今年は対象事業所の一つとして商船三井を選定した。訪問した生徒21人は、まず安全運航支援センター(SOSC)を見学。海陸が一体となって24時間365日休むことなく当社の安全運航を支えていることを学んだ。

続いて、卒業生である商船三井社員が事業内容について講義を行い、海運業の役割や仕事の内容について理解を深めた。講義では、風力エネルギーを推進力に変換して温室効果ガス削減を狙う「ウインドチャレンジャープロジェクト」など環境への取り組みについて触れるとともに、社内提案制度から実際に事業化が認められたコーポレートベンチャーキャピタル「MOL PLUS(プラス)」についても説明した。

さらに、事業活動だけでなく卒業生社員の学生時代の経験談や社会人としてのアドバイスにも話題が広がり、生徒たちは熱心に耳を傾けていた。参加した生徒は、今回の職場見学や社員との面談を通じて、海運業の魅力に触れるとともに、進路選択の視野を広げた。

商船三井は、海運業の意義や役割を理解し親しみを持ってもらうとともに、将来の海運ビジネスを担う世代のキャリア教育の一助とすべく、積極的に教育支援活動を展開する。今回の職場訪問への対応も契機として、今後もより多くの若い世代に海運業の重要性を紹介する活動を続けていく。