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日本システムウエア、WMS提供で物流課題に対応

2021年11月16日 (火)

(イメージ)

サービス・商品ITソリューションプロバイダの日本システムウエア(東京都渋谷区)は16日、インフォアジャパン(東京都千代田区)と業務提携を結んだと発表した。両社は共同で、製造・流通・卸売・3PL向けクラウド倉庫管理システム「Infor(インフォア) WMS」を提供する。

Infor WMSは、倉庫のデジタル化と可視化、オペレーションの自動化と効率化ニーズに対応する大規模倉庫向けグローバルWMSだ。多言語対応やタイムゾーン管理の機能を備え、複数の拠点や荷主に対応する汎用性と業種別に特化した仕様としていることから、スピーディな導入が可能なのが特徴。30年以上にわたり世界60か国以上で採用されている。倉庫管理のみならず、庫内作業員の労務管理や3PL請求管理までを集約し継続的な生産性改善を実現する。

Infor WMSは、庫内のロケーションや在庫、オーダーの動き、作業員の移動パスを数値化し3次元で把握。期間システムとシームレスに連携し、世界中の複数倉庫オペレーションを集中管理する。出荷指示を特定情報でグルーピングし、引当・作業指示をタスク単位で実施することで生産性を向上。庫内作業員の労務管理や3PL請求管理といったバックオフィス業務を自動化しコスト低減につなげる。

(クリックで拡大、出所:日本システムウエア)

物流倉庫の現場では、消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う宅配ニーズの高まりなどで物量が増加しており、業務効率化が喫緊の課題となっている。日本システムウェアは今回の提携を契機に、こうした課題の解決策として、倉庫管理業務におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する取り組みを訴求する。